インドネシアに行ってきました♬パート1
1月22日から27日までインドネシアの日本語学校の視察に行きました。
現在、全国的に介護施設は大変な人材不足に悩まされています。
介護の必要な人は、まだまだ増える中、介護を仕事にしたい人が激減している。その問題を解決していくためには、日本で介護の仕事をしたいと熱望している海外の人材に頼らなければならない現状です。
今回はジャカルタの学校2か所、バリ島の学校1か所を視察し、現地の学生と直に触れ合うことを目的にインドネシアに行きました。
ジャカルタのこの学校は田舎の方にあるのですが、現在18歳から25歳の180人ほどが、全寮制で日本語を学んでいました。私たちが行くと皆、目を輝かせて「こんにちは。」と笑顔で挨拶してくれました。この日は70人ほどの生徒さんと面談をしましたが、日本で介護を学びたいことや自分が頑張って親を楽にさせてあげたいこと。自分の夢などを話してくれました。
私の印象ですが、どの生徒さんも日本で介護の現場で働きたい気持ちと日本にあこがれを持っている気持ちがビシビシ伝わってきました。インドネシアは急速に発展していますが、まだまだ貧しい国で、専門学校や大学に行きたくてもいけない。チャンスをつかみたくてもつかめない。そんな中で、日本に行って介護を学ぶことで自分や家族の現状を変えたいとの意欲が強いことを感じました。
また、国民の9割がイスラム教徒ですが、イスラムの教えは厳しく、親・家族を大切にしなければならない。お酒を飲んだり悪いことはできない。豚肉を食べてはいけないなど徹底されていて、国民性としてはまじめで勤勉で、感覚的には日本人に近いものを感じました。生徒さん達と話してみたら、お祈りや断食、ビジャブ(女性が頭からかぶるもの)は、日本の仕事に合わせて柔軟に対応できるとのことでした。こちらが、いろいろと学ばせてもらえました。
今回、面談した中で、ぜひ日本に来てほしいと思った生徒さんです。