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Tさんは、8月より食事が入らなくなり、家族と今後の話をすることになりました。
息子さんは町内におられますが、娘さんは広島在住でしたが、台風の影響で新幹線が動かない中、6時間かけてきていただきました。
その後、発熱などもあり食事も喉を通らない状態でしたが、息子さん、娘さん、ご兄弟の方などに面会に来ていただいたことで、声も大きくなり笑顔もたくさん見られ、アイスクリームも頑張って食べられるという元気な姿を見せてくださいました。
私たちにはできない「家族の力」を目の当たりにして、家族と一緒にケアをしていくことの素晴らしさを改めて学ばせてもらえました。
また、娘さんが広島に帰られる前にTさんの敬老会をやりたいとの提案があり、1週間前倒しのTさんの敬老会が行われました。
その時の動画です
Tさんが亡くなられたのは、18日の敬老会が始まって、しばらくすると静に天国に旅立たれました。
ご家族は、「本人が分かるときに敬老会をしていただいてよかった。」という言葉と、「こんなにぎやかな中で旅立てたことは、母らしくて母も喜んでると思います。」と言葉をいただきました。
今後も本人や家族の思いを考え、沢山の思いでづくりができることを続けていきたいと思います。
また、Tさんの家の田んぼが施設の近くにあり、職員から稲刈りの手伝いに行きたいとの提案も聞かれました。こんな家族との繋がりを大切にしていきたいと思います。